HbA1c 13.2%で2型糖尿病と診断された40代の私が、最初に知っておきたかったこと

検査数値の記録

こんにちは、青い彗星です。40代で、健康診断をきっかけに2型糖尿病と診断されました。そのときのHbA1cは13.2%でした。

診断された直後は、「HbA1cって何?」「13.2%ってどのくらい悪いの?」「これからどうなるの?」と、分からないことだらけでした。この記事では、当時の自分に教えてあげたかったことを、調べた内容と体験をまじえてまとめます。

※この記事は医療の専門家ではない個人の体験記録です。治療については必ず主治医にご相談ください。

診断されたときの状況

きっかけは会社の健康診断でした。結果の用紙に「要精密検査」の文字があり、病院で再検査を受けたところ、2型糖尿病と診断されました。

振り返ると、診断の前から体はサインを出していました。当時あった自覚症状はこちらです。

  • 激しい喉の渇き:水やお茶をいくら飲んでもすぐ喉が渇く
  • 頻尿:トイレに行く回数が明らかに増えた
  • 足のむくみ
  • 目のかすみ
  • 体重減少:特に何もしていないのに体重が落ちた

喉の渇き・頻尿・体重減少は、血糖値がかなり高いときに出やすい典型的な症状といわれています。「痩せたのはむしろラッキー」くらいに思っていたのですが、今思えば完全に危険信号でした。

目のかすみや足のむくみについては、自己判断せず主治医に伝えるのが大事だと感じています。糖尿病と診断されると、網膜の状態を調べるために眼科の受診をすすめられることも多いようです。

診断を聞いたときの正直な気持ちは、「ついにその日が来たか」という絶望感でした。日頃の不摂生は自覚していたので、いつかはなるだろうと心のどこかで思っていたんです。

ただ、落ち込んでいても数値は下がりません。そこで「ガンよりはマシ。糖尿病は自分の努力でコントロールできる病気だ」と、無理やりにでもポジティブな考え方に切り替えることにしました。

そもそもHbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)とは

HbA1cは、血液中のヘモグロビンのうち、ブドウ糖と結びついたものの割合を示す数値です。その日の食事で大きく変わる血糖値とちがい、過去1〜2か月の血糖の平均的な状態を反映するといわれています。

つまり、検査の前日だけ食事に気をつけてもごまかせない、「最近の生活の成績表」のような数値です。

HbA1c 13.2%はどのくらい高いのか

日本糖尿病学会の基準や、健康診断でよく使われる判定の目安と比べると、次のようになります。

HbA1c目安
5.6%未満基準範囲(正常)
6.5%以上「糖尿病型」と判定される値
7.0%未満合併症予防のための治療目標(日本糖尿病学会)
13.2%私の診断時の値

糖尿病と判定される6.5%の2倍以上、合併症予防の目標である7.0%と比べても大きく上回っていました。

また、HbA1cから平均血糖値をおおまかに換算する式(推定平均血糖値 ≒ 28.7 × HbA1c − 46.7)に当てはめると、13.2%は平均でおよそ330mg/dLになります。空腹時血糖値の基準が110mg/dL未満なので、かなり高い状態が続いていたことになります。

放置するとどうなるのか

高血糖の状態が長く続くと、細い血管や神経がダメージを受けて、次のような合併症につながるといわれています。頭文字をとって「しめじ」と覚えると分かりやすいです。

  • し:神経障害(手足のしびれなど)
  • め:網膜症(目の病気)
  • じ:腎症(腎臓の病気)

さらに、太い血管の動脈硬化が進むことで、心筋梗塞や脳梗塞のリスクも高まるとされています。

正直、これを知ったときはかなり怖くなりました。ただ、裏を返せば「今からきちんと血糖値を下げていけば、合併症のリスクを減らせる」ということでもあります。

診断されてから最初にやったこと

診断を受けてから、次のことを始めました。

運動:夕食後の筋トレと散歩

食後は血糖値が上がりやすいタイミングなので、夕食後に筋トレと散歩をする習慣をつけました。ジムに通うような本格的なものではなく、家でできる範囲の筋トレと、近所を歩く程度です。

食事:ベジファーストと主食の置き換え

  • ベジファースト:食事のときは野菜から先に食べる
  • 白米を置き換え:白米をやめて、穀物米(雑穀米)やオートミールに

どちらも「食べる量を極端に減らす」のではなく「食べ方や中身を変える」方法なので、比較的続けやすいと感じています。

記録:体組成計と血圧計を購入

  • 体組成計:毎日測って、体重や体脂肪率の変化を記録
  • 血圧計:毎朝・毎晩の2回測定

糖尿病の人は高血圧を併発しやすいともいわれているので、血圧も一緒に記録しています。数字で変化が見えると、モチベーションの維持にもつながります。

それぞれの具体的なやり方や、実際に使っている機器については、別の記事で詳しく紹介する予定です。

診断直後の人に伝えたい3つのこと

1. 自己判断で治療を決めない

ネットには「これを食べれば下がる」「薬は不要」といった情報もありますが、HbA1cがここまで高いと、薬物療法が必要になるケースも少なくないようです。治療方針は必ず主治医と相談して決めましょう。処方された薬を自己判断でやめるのは危険です。

2. 数値を記録する

HbA1cは1〜2か月の成績表なので、変化が見えるまで時間がかかります。体重や食べたもの、(測れる場合は)血糖値を記録しておくと、次の検査結果と照らし合わせて「何が効いたのか」を振り返りやすくなります。

3. ひとりで抱え込まない

糖尿病は「長く付き合っていく病気」です。医師や看護師、管理栄養士に遠慮なく質問すること、家族に協力してもらうことが、結果的に続けるコツになると感じています。

まとめ

  • HbA1cは過去1〜2か月の血糖の平均的な状態を表す数値
  • 13.2%は糖尿病型(6.5%以上)の2倍以上、平均血糖値に換算すると約330mg/dL
  • 高血糖が続くと「しめじ」などの合併症のリスクが高まる
  • 治療は自己判断せず、主治医と一緒に進めることが大切

このブログでは、ここからHbA1cがどう変わっていくのかを、食事や運動の記録と一緒に正直に書いていきます。同じように診断されたばかりの方の参考になればうれしいです。

参考

  • 日本糖尿病学会「糖尿病治療ガイド」
  • 日本糖尿病学会「熊本宣言2013」(血糖コントロール目標)

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