菊芋(キクイモ)とは?糖尿病で注目される理由と食べ方、注意点を調べてみた

食事・低糖質

こんにちは、青い彗星です。イヌリンについての記事を書いたときに、イヌリンが特に多い食品として出てきたのが菊芋(キクイモ)でした。

「糖尿病の人に人気の野菜」と紹介されていることも多いので、菊芋がどんな野菜なのか、どうやって食べるのか、気をつけることは何かを調べてまとめました。

※この記事は医療の専門家ではない個人が調べた内容の記録です。菊芋は食品であり、病気を治したり予防したりするものではありません。治療は必ず主治医の指示に従ってください。

ざるに入った菊芋(キクイモ)
菊芋(キクイモ)。しょうがのようなゴツゴツした形が特徴

菊芋とはどんな野菜?

項目内容
分類キク科ヒマワリ属の植物。食べるのは地下にできる塊茎(かいけい)
名前の由来秋に菊に似た黄色い花を咲かせることから
見た目・食感しょうがのようなゴツゴツした形。生だとシャキシャキ、加熱するとホクホク
旬秋から冬(おおむね11月〜2月ごろ)
特徴水溶性食物繊維のイヌリンを多く含む

「芋」という名前ですが、じゃがいもやさつまいもの仲間ではありません。じゃがいもの主な糖質はでんぷんですが、菊芋はでんぷんをほとんど含まず、糖質の多くがイヌリンの形で含まれているのが大きな違いです。

糖尿病の人に注目される理由

菊芋が注目される一番の理由は、イヌリンを多く含むことです。イヌリンは人の消化酵素ではほとんど分解されない水溶性の食物繊維で、一緒に食べたものの糖の吸収をゆるやかにすることが期待されています(詳しくはイヌリンの記事)。

ただし、菊芋を食べれば血糖値が下がる、というわけではありません。「主食やおかずの一部を、食物繊維の多い菊芋に置き換える」「野菜の一品として取り入れる」という使い方が現実的だと思います。

保存するとイヌリンが減る?

菊芋は収穫後に保存しているうちに、イヌリンが少しずつ分解されて果糖などに変わり、甘みが増すといわれています。イヌリンを目当てにするなら、手に入れたら早めに食べるのがよさそうです。

菊芋の食べ方

生でサラダに

皮ごとよく洗って薄くスライスすれば、生で食べられます。シャキシャキした食感で、作り置きサラダに加えるのもよさそうです。切ると変色しやすいので、水にさらすのがおすすめです。

きんぴら・炒め物

ごぼうのように、きんぴらにしたり炒め物にしたりできます。

味噌汁・スープ

加熱するとホクホクした食感になります。味噌汁の具や、ポタージュにする食べ方も紹介されています。

菊芋チップス

薄切りにして焼けばチップスになります。油で揚げるより、ノンフライヤーやオーブンで焼くほうが脂質を抑えられます。

菊芋茶・粉末

乾燥させた菊芋のお茶や粉末も売られています。手軽ですが、商品によって含まれる量はさまざまです。

食べるときの注意点

  • 食べすぎるとおなかが張る・ガスが出る・ゆるくなることがある:最初は少量から
  • 糖質はゼロではない:たくさん食べればそれなりに糖質もとることになる
  • 「血糖値が下がる」などの宣伝をうのみにしない:特にサプリメントや加工品
  • 治療中は主治医に相談:薬の副作用で胃腸の症状がある人は特に慎重に

私はリベルサスを飲み始めてから便が少しゆるめになっているので(薬の記事)、もし菊芋を食べるなら、少量から様子を見たいと思います。

どこで買える?

旬の時期にはスーパーの野菜売り場や道の駅、直売所などで見かけることがあります。時期以外は、乾燥させたチップスや粉末、お茶などの加工品が通販などで手に入ります。

まとめ

  • 菊芋はキク科の植物で、じゃがいもとは別物
  • でんぷんをほとんど含まず、イヌリンを多く含む
  • 旬は秋〜冬。保存するとイヌリンが減り、甘みが増すといわれる
  • 生でサラダ、きんぴら、汁物、チップスなどで食べられる
  • 食べすぎるとおなかが張ることがあるので少量から

菊芋が手に入らない時期は、身近なごぼうもおすすめです。食事全体の考え方は食事療法の基本にまとめています。

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